熟年夫婦の在宅介護生活365日「胃ろう・気管切開・嚥下マヒ・糖尿病・認知症・」心臓は生体弁・人工血管・脾臓は摘出・それでも人生は一度限り・100才を目標に生きていきます。

日本百名山を完登したけれど・寝たきり要介護5の妻を介護しながら夫の寺ちゃんが描く、子供時代と青春時代、そして今。

連載53回目・もしも自由に飛べたら~

愛の形 愛の表現 愛の尽くし方

 ある公園

片隅の古い 古いベンチ

時々 猫が ねている

することは 格別 無い

早い話 ノースケジュールの日々

何も わからない

自分が 何者なのか

猫は 人間がつけたもの

だから それは 猫である

猫は 愛が どういうものなのか

形も 表現の仕方も 尽くすことも 不明

本能の おもむくまま

行動力は 早い 適格 

子供つくる できる 増える

人間が 猫だったら

あっという間に

日本は 山も川も野も 駅前のセブンイレブン

「にゃーにゃにゃニャーン」で 埋め尽くされる

想像したら なるほどなと思った

神様は 偉いと思う

間違ったことは していない

猫は 猫のまま 人間にしない

正しいと思う

 

つばめ は 子供が 飛べるようになると

全員で フッと 飛び去る

一瞬だ

僕も 翼が あったら 飛びたい

上高地から穂高

一緒に いこうよ

 

愛は目に見えない

それだけ

人の心に 溶ける

そして

やさしく 飛び回る

旅立ち バイバイ ~ またね~ 巣作りからヒナの育児から 飛び去るまで 三週間 見守りました 去年は カラスに やられ その前は 悪人に やられ 今年は 善人に 守られ 大空へ自由に 飛び去りました

f:id:MAIKALFUJIO:20160627224626j:plain