熟年夫婦の在宅介護生活365日「胃ろう・気管切開・嚥下マヒ・糖尿病・認知症・」心臓は生体弁・人工血管・脾臓は摘出・それでも人生は一度限り・100才を目標に生きていきます。

日本百名山を完登したけれど・寝たきり要介護5の妻を介護しながら夫の寺ちゃんが描く、子供時代と青春時代、そして今。

作品№15 多摩川の土手 

僕の家から

歩いて30分のところに

多摩川があり

多摩川大橋も 架かっている

今も ある

 

僕たちは 土手の急斜面で 遊んだ

芝生みたいな草が 生い茂っていて

上から ソリで一気に 落下する感じ

下まで いったら 又 タッタッと駆け上る

 

一人乗り

二人乗り

角材を 拾ってきて

ノコギリで 斜めに 切って

板を 打ちつけて 

縄で たずな つくり

「それ~」って 威勢よく 落下する

 

夕焼け 見ながら

スキー 引きずって バカ笑いしながら

みんなで 「おれのが早かったよ」とか

「〇〇!! あしたも こような」とか

騒いで 家路を 急いだ。

 

カラスたちも カアカア 鳴いて

家路を 急いでいた。

 

パンジー 花言葉・物思い (本文とは関係ありません 作者より)

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