作品№15 多摩川の土手
僕の家から
歩いて30分のところに
多摩川があり
多摩川大橋も 架かっている
今も ある
僕たちは 土手の急斜面で 遊んだ
芝生みたいな草が 生い茂っていて
上から ソリで一気に 落下する感じ
下まで いったら 又 タッタッと駆け上る
一人乗り
二人乗り
角材を 拾ってきて
ノコギリで 斜めに 切って
板を 打ちつけて
縄で たずな つくり
「それ~」って 威勢よく 落下する
夕焼け 見ながら
スキー 引きずって バカ笑いしながら
みんなで 「おれのが早かったよ」とか
「〇〇!! あしたも こような」とか
騒いで 家路を 急いだ。
カラスたちも カアカア 鳴いて
家路を 急いでいた。
パンジー 花言葉・物思い (本文とは関係ありません 作者より)