熟年夫婦の在宅介護生活365日「胃ろう・気管切開・嚥下マヒ・糖尿病・認知症・」心臓は生体弁・人工血管・脾臓は摘出・それでも人生は一度限り・100才を目標に生きていきます。

日本百名山を完登したけれど・寝たきり要介護5の妻を介護しながら夫の寺ちゃんが描く、子供時代と青春時代、そして今。

2022・2・14・月曜日・人生も介護も晴れが良い~♪

介護中です 夫婦です 在宅介護日本一 めざしています ネット 「介護百名山 松ちゃん」検索すると でてきます~♪

2019・9・22・日曜日・目標は100年~♪

この熟年夫婦には 100年・生きることが楽しいことになっている。 人生って 100年 生きても 尚 生き足りないところがあると思う 自分の為になること 人の為になること 真面目に生活していくこと 見ている人は見ているものだ 理不尽なこと されて耐えていると …

5/18木曜日・不可能な事に挑戦中~

あり得ない 症例が皆無 反回神経マヒ 嚥下機能障害 気管切開孔 胃ろうPEG 全て 治療を完了して 元の体に 戻る でも そういうこと 不可能となっている 5/17・久しぶり みんな あたしのこと 覚えてた~ くち きれいにして~ バタン 寝る ※とにかく 人の出たり …

第一回目「ご飯を食べられませんので胃ろう増設手術」

お知らせ 本ブログでの記事 これ 実際に 今 寺ちゃん(本プログの執筆者)が 妻の松ちゃんに 施していることがらです 在宅介護において 夫として妻を介護している 日常を レポートしています。 これから 在宅介護の道 選択の方 道しるべに なれば幸いです。 但…

59回目「うちの娘はな じゃじゃ馬なんだよ いいのか」

初めて 彼女の家に いった日 バイト先で 知り合い しばらく 付き合った日 「こんどの 日曜日 家に きて」 彼女から 目をじっと みつめられ 言われた 「うん」 僕 25才 彼女 22才 遊び盛りの年頃 駅から 徒歩5分 高級住宅地 その家には 駐車場があり ピカピカ…

58回目「カミナリ族」って 何? の話を 思い出した。

非行少年時代 エッ!! 怖い~ 青春時代に 気の合った友人たちと 遊びにいく それが 親友になり 今でも 続いている 何でも 話す 何でも やる 気の休まる仲間たち バイトして お金 貯めて バイク買う 相当なエネルギーだ 仲間が 励ます ホンダのバイク専門店に…

57回目 湯気 立つ 白いご飯

僕が 子供のころの話 「揚げかす 夕ご飯」のこと 温かい ご飯に 揚げかすを どばっと 載せる そのうえ から 醤油 を かける おもむろに 茶碗を 持つ くちに運ぶ かきこむ 咀嚼する 白いご飯粒に 揚げかすの味が 醤油と一緒に 滲み込む ニンジンとかタマネギ…

56回目 連載「髪の毛 一本の幸せでも 良い」

幸せの定義は 自分の気持ちで計る その女の人は 奄美大島出身なの と言った 僕の妻の担当ナース 若いけれど どこか 少し 陰が見えた 今日から 〇〇子 さん 担当に なりました よろしく お願い いたします 真っ白の制服が 似合う 夜勤 日勤 こなす ストレスも…

55回目の連載・ハト小屋の下の愛

四人兄弟 上の兄 二人は 中学生 鳩小屋 作って 沢山の鳩 飼っていた 夕方 全部 放す バタバタ バタバタ 羽音が ホコリが 羽が 匂いが そして 全部 帰ってくる ゴロパ グルパ にぎやかに なる 50羽 放して 60羽に なって帰ってくる はぐれ 鳩 が 一緒に つら…

連載54回目 生きること 愛すること 夢中になること

空に 向かって 羽ばたいて いけたら~ 青空に 雲が 浮かんでいて 何か 気持ちいい時間に 遭遇した感じ 両手を 羽に して 地面を 蹴ると あっと言う間に 街並みの上を スイスイ 飛んでいた 右へいくのには 右手を 下げる スピード出すには 強く 羽ばたく 簡単…

連載53回目・もしも自由に飛べたら~

愛の形 愛の表現 愛の尽くし方 ある公園 片隅の古い 古いベンチ 時々 猫が ねている することは 格別 無い 早い話 ノースケジュールの日々 何も わからない 自分が 何者なのか 猫は 人間がつけたもの だから それは 猫である 猫は 愛が どういうものなのか …

52回目・初恋と湘南海岸と砂浜と波と潮の香り

詩・打ち寄せる波の音に 潮の匂いを感じた 僕が 差し出した手 千枝子が しがみ付いてきた 引き寄せながら 軽く 頬に チュッ した 手 握ったまま 大磯ロングビーチの前の砂浜 キャッキャッ いいながら 駆けだした 朝の太陽が 水平線の上の上のほうから 僕たち…

51回目 冷凍チャーハン

スーパーにいく カゴの中に 漬物用のきゅうりとなす 寝たきりの妻に R1 10本購入 そして 冷凍チャーハン 500g もの 24時間 介護中にて ごはん 食べるのも 立ち食い 冷凍チャーハン 半分 皿に 盛り付け チン する 残りは 次回分 朝は トースト一枚 ゆでたま…

50回目の話「馬」に 乗りたい

初めての乗馬体験コース 川崎に 「乗馬体験」1時間3000円 一人では 恥ずかしいので 親友に 同行してもらった 彼は 僕の勇姿を カメラに 収める バセリ と呼んでね と担当の女性に 言われた 厩舎に いき 見上げるほどの サラブレッドの 手綱 引いた 利口そう…

49話「一目ぼれ」

ハッ とした ほんの一瞬 瞬き したか しないかくらい 目と目が 合った その次は もう ほか 見ていた ドキドキ 震えた 何だろう この 時めき 何? 彼女は 何事もなかったように 外の景色 見ていた 僕は 彼女に 恋をした それまでは 何とも なかったのに その日…

№ 48 「愛が あれば」

愛が あれば 何もいらない 本当だと思います その時は 幸せ それで いい そのあと 少しづつ 揃えていけば 間に合う 楽しい時間 あっと言う間に 過ぎ去り 現実の厳しさを知る それからが 本当の「愛の始まり」 辛いこと 苦しいこと 悩み 何でも 分かち合う 「…

№ 47  「道なり」に 進んで~

人生って とか 何で 生きるの とか 立ち止まる ばっかり 結局 はっきり しないのは 自分自身の問題だと思う そう 思った僕は とりあえず きのうと同じ 「道なり」で いく 今日も それで いく お金 稼がないと やっていかれない 理屈で ご飯は 食べられない …

№46 世界を動かすことより「人の心」に感動を与えよう と思います

残された時間を数える 妻が ポツリとつぶやく 「あたし 死んで しまうのね」 僕は あわてて 首を 激しく 振る 「そんなこと ないよ 誰が言ったの」 妻が ベッドから そうと 手を さしのべてきた 僕は 両手で いとおしく 包み込み 軽く 力 込めた それでも 痛…

№45 親友の娘さん

彼とは 電話で 話をする 「お~い 生きてるか~」 彼は「何とか 生きてるよ~」 こんな具合だ 時々 電話しないと 生死が確認できない 彼は 奥さんを亡くして 20年になる 心臓発作で 救急車で 病院に 担ぎ込まれたが 運悪く 蘇生しなかった (僕の妻の場合は …

№44  戦争が 終わって

昭和20年代 戦争が 終わって 焼野原 トタン屋根の家 よそも うちも みんな 同じ 子供は 育つ 僕は 兄がいて 弟がいて 遊びに いく時 弟を 連れていく 遊びから 帰ってきて 腹 空(す)くと おやつのあんぱんとか ビスケット とか 羊羹とか そんなもの 無いので…

№43 100円カレー

僕が 住んでいた 目蒲線の 雪ヶ谷駅前のアパート 木造二階建て 電車が 通ると 揺れた 生活に 支障はない とにかく 男 一人 生活できれば いい 川崎の実家から 自立した 喜びのが 大きい 当時は 僕の友達も ほとんどが 自立していた いい若いものが 親に ご飯…

№42  ミーちゃんのこと

娘が 子猫 拾ってきた 結んでいた 両手を そうと 開いた 「ニャ~」と 鳴いた ブルブル 小刻みに 震えていた 温かい ミルク あげた 娘が 結婚して 「猫 飼えないから」って 置いていった 砂場 大きいのにして 寝床は 犬小屋みたいな のを つくり 中に 冬は …

№41 人との出会いって なんだろう

もし あの時 彼女が そこに いなかったら 僕は 今も 一人 それよりか もし 生れて こなかったら それも あり得ない こうして 書いて いることもない お母さんの胎内に いて そして ある日 出産 オギャー その後 無事に 大きくなり ある日 彼女と めぐり会っ…

№40 いいのか 

僕は 彼女の家に 呼ばれた 「きみ~ うちの〇〇子を どうする気だ」 父親から メガネ越しに 言われた 「一緒に なりたいです」 ボソッ と言った 「そうか 大丈夫か 〇〇子は しっかりしているよ」 そう言って お茶を ぐいっと 飲んだ 「言っておくけど いい…

№39 僕は 彼女に 一目惚れ

編集長に 呼ばれた 「〇〇くん 下の運輸に これ 持ってって」 はい と返事して その A4くらいの 分厚いの 抱えて エレベーターに 飛び乗った 僕は 編集長付きの若手社員 指示により 議事堂の記者クラブとか 警視庁の記者クラブとか 飛んでいく 外回りの敵は …

№38 とっくみあいの喧嘩

僕の お母さんは 寅年の女 甲の虎 と言う 類いまれな女 僕たち 4兄弟は 勝気な母親から 優しさ 喧嘩 げんこつ 張り倒す いろいろ 学んだ お父さんは いい男 優男 もてたな 性格は 付き合いが良くて ニコニコしていた 誤解なんだ 「あそこの女のところで何 し…

№37 野毛山へ遠足

その日は 野毛山へ遠足の日だった 朝は 曇り空 電車に乗り 京浜急行線の日ノ出町駅に 着いたころ ポツリ ポツリ 雨になった 傘とか 合羽とか 雨具らしいもの 持っている子 親は 少なかった 昭和20年代の後半のころ みんなが 貧しかった 右も 左も 前も 後ろ…

№36  20才の女の子は逝ってしまった 虹の橋へ

「猫 拾ってきたの 飼っていいでしょ」娘の久美子が 全身 ずぶ濡れのまま 帰宅して 玄関で 両腕の中で ニャーニャーか細く 鳴きやまない 子猫を 見せて くれた 「うん いいよ」 今更 何も 言うことはない 学校の帰り道 友達と国道の歩道を 傘さして 歩いてい…

№35 四畳半 一間のアパートで

「今度の日曜日に アパートにいくね」と彼女が 言った 「うん いいよ」と僕は言った。 車は いいのに 乗っているけれど 住まいは 古い 木造のアパート 二階の角部屋の四畳半 一間のところ 寝るだけ ふとん しかない 実家から 自立して 間もないころだった。 …

№34 映画 見に いかない

「ね 今度の休み 映画 見に いかない」僕は 彼女に 言った 「なんの 映画」彼女は 言った 僕は「とらさんの」って言った 「いいわよ おごってくれんの」 ぼくは「うん」と頷いた 映画の中で とらさんが 三人の女子に 写真 とるところ チーズって言うところを…