№33 出会いは偶然なのか 必然なのか
前世から 決められていたのか
この世で めぐり会う こと
パッと見て ドキンとして
あっ と思った
この人だ この人とめぐり会う為に
生きてきたんだ
すごいことだと思う
バス1本 電車1本 乗り遅れても
また 車の場合
信号一つ 赤になっても
エレベーター も ボタン 押す 階が 違ったら
何もかも 一瞬 瞬きの時間が
二人の運命と 重なる
僕は そのことについて 考える
おろそかには しない
大事なことだ
「二人の出会いが偶然なのか必然なのか」
なぜならば
娘が 生まれ 成長して
孫が できた
亭主は女を つくり 逃げた
孫 は 生育した
男だ
僕は 全てを 譲るつもりだ
しかし 今は 言わない
お金は その人を 不幸にも 幸福にも する
お金を 育てる人になったら 言う
お金を 浪費するようであれば 言わない
だから
「二人の出会いが 何なのか」
孫が できる 為だったのか
この孫が やがて 世界を 動かす人物に なるのか
長生きして 見届けたい
「二人の出会いは偶然ではなく 必然だった」ことを。
よく 会う 猫 見られているけれど 前世からの使者か と思うと 愛おしい 「おいで~」 コンニチワ と呼びかけられそうだ